ミュージカル「エリザベート」を観てきたよ!

めちゃくちゃ前回記事と期間が空いている…前回は宝塚ですが、今回は帝劇版エリザベートを観てきました!
今回もフォロワーさんのご厚意で譲っていただきました。なぴさんありがとうございました!デレステ談義最高でした!

エリザベート、結論から言うとものすごく良かった…気持ちが黄泉の国から帰ってこない。
そりゃ何回も上演されるし、何回でも観たくなるよ…こんなの乙女の夢じゃん…。
私、今回あえて事前情報調べずに臨んで、ハプスブルク家のことはよく知らないけどとりあえずエリザベートは死ぬんだろうなということと、トート様という人が格好いいらしいことしか知りませんでした。
絶対明るい話じゃないのになぜこんな支持を集めてるのか不思議だったんですが、観た今ならわかります。
私はエリザベート、ハッピーエンドだなと思いました。



※以下ネタバレを含みます!



私が観た回のキャストさんは、
エリザベート:愛希れいか
トート:古川雄大
ルイジ・ルキーニ:成河
フランツ・ヨーゼフ:平方元基
ゾフィー:香寿たつき
ルドルフ:京本大我
少年ルドルフ:加藤憲史郎
でした!(敬称略)
小池修一郎さん演出の舞台を観るのは今回で3回目で、銀河英雄伝説ポーの一族エリザベート
共通点を感じるところもあって、語彙力がないので小池大先生の演出がとにかく好きとしか言えないんですが好きです…。
エリザベートが死ぬという、結論から始まる構成と棺桶シーンでポーの一族のことを思い出した。
歌もすごく良くて、DVDだけじゃ絶対満足できないと思ってCDも注文してしまった。早く届いて欲しい。
愛と死の輪舞が好きです!
何度も文字通りに鳥肌が立った。やっぱり舞台ってすごいなと思えた。
エリザベートを観ながら私はあしべゆうほさんの少女マンガ、「悪魔の花嫁」のことを思い出しました。
悪魔の花嫁のあらすじは「ある日、悪魔が花嫁を迎えに来た……。 美奈子が夢の中で出会った悪魔・デイモスは、自分と美奈子が遠い昔、愛しあっていたのだという。恐ろしくなった美奈子は夢でよかったと安心したが、デイモスが会いに行くと言った金曜日の午後一時、自分の周りに不思議なことが起こり始めて……」というものなんですが、トート様好きな人は絶対デイモスのこと好きだと思うので読んだことない人は読んでほしい。
トート様もデイモスも現実的に考えるとストーカーじゃんって感じですが、超絶美形だから全てが許される。
しかも二人ともただのストーカーとは違い、無理矢理なことはせずひたすら一途に待つ姿勢、忍耐強さ。
エリザベートの意思も尊重してくれる。
私は途中から「トート様可哀想…こんなにエリザベートのこと好きなんだから、早く死んであげて…」と思いながら観てた。
一途に追いかけてくる男に弱い。
いやトート様めちゃくちゃいい人すぎて私はびっくりしたんですよね…もっと悪逆非道をするものだと思ってた。
一回既に死んだのに惚れてる女を生き返られせてくれるだけでもう既にいい人。
しかも生き返らせたばかりに他の男と結婚しちゃうのあまりに可哀想…恋路の多少(?)の邪魔は許されるよ…。
だから最期、エリザベートが刺されて二人が結ばれたところ、ハッピーエンドだなと思ったし、良かったねトート様…という気持ちになった。
フランツもドアの前で君がいなくちゃ生きられないよー!と歌うあたり(意訳)、一途に追いかけてくる男に弱いので絆されそうになったんですが、浮気したので好感度急降下ですよ…乙女ゲーム脳なので、主人公に愛されずとも永遠に片思いしていて欲しいし、孤独に死んで欲しいという思いがある。
いい男2人に愛されるエリザベートは乙女の夢の詰まった舞台でした…私のために争わないで……。
今回が初エリザだったので、他キャストがどんななのかめちゃくちゃ気になるし、比較できないのが惜しい…明日にでもまた行きたい気持ちなのに行けないつらさ。
とりあえず2014年の明日海りおさん主演の宝塚版エリザのBlu-rayは買ってきた演出が違ったりするらしいので観るのが楽しみ。
明日海りおさん推しなんだけど対談はまだ受け入れられていない…。

愛希さんのシシリーの可愛らしさ、成長してからの美しさ、古川さんのトートの妖艶さ(足が長すぎて意味がわからなかった)、平方さんのフランツの実直さ…、成河さんの得体の知れなさ…。
ルイジ・ルキーニの歌、すごく好きだったなー手拍子するところ楽しすぎた。あれって本当にお客さんにプレゼントしてるんですよね??
個人的に印象に残ったのはエルマー役の植原卓也さんでした。顔がいい…。
そういえばトートとルドルフキスするとこあるじゃん!??知らなくて動揺を抑えるのに必死でしたよ!!
心の中で素数を数えたよとりあえず…。
死の接吻ってもわかるんだけどさでもさ腐女子だからさ…。
でも一番衝撃を受けたのは奥の舞台装置にエリザベート肖像画が投影されたところ。あそこで引き摺り込まれた。
ドレス大好きなので衣装が全て好きだった…中でも喪服ドレスのシルエットが限定蘭子SSRを思い出して好きだった。あともちろんあの白ドレス。

なんかどこまで書くべきか、まだ書ける部分もあるけどとりあえずキリないので一旦ここで終わりにしますが、また更新するかもしれない。
私にもトート様がいれば死を恐れないのに…。