少女よ我に帰れ

友達に、あにうえのブログ、サブカルっぽいよねと言われたのが悔しかったのでサブカルっぽさから脱しようと思うのに、脱しようとすればするほどサブカルに近づいてる気がしてる。
記事タイトルを考えるのが面倒で、そのとき聞いてる音楽とかから持ってくるのもサブカルっぽくなる原因だよね。オーケィ、わかってる。でも自分で考えるのもな…もういいや諦めた。諦めの早さには定評のある私です(全く威張れない)。
これからもあにうえはサブカル女子としてがんばってブログ更新していきます♡足元の写真はニーハイ持ってないからあげられないけど♡
好きなものは好きだからしょうがない!(というタイトルのBLゲームあったよね。やったことないけど)

患者さん(80代男性)が、寄生虫図鑑とか青い鳥文庫版の「ああ無情」とか読んでて、チョイスがわからん…って思ってたんだけど、本人に訊いてみたらお孫さんが持ってきてくれた本だったそうな。なるほど。
持ってきてくれる孫かわいい。そしてそれをちゃんと読むおじいちゃんっていいな。

私の部屋、壁二面本棚で本棚は無駄に充実してるのに(ほんとは三面本棚にしたい)、それでも全然本が入らなくて箱に詰めたりしてるんですが、祖母がこの前私の本を部屋の一角に山積みにしてですね…なにこのタワーみたいな状態になってるんです。
中心部の本なんて絶対とれないよ!?みたいな仕様。
でも私はその表層からではわからない部分の本がとりたくて、弟に「あの本がないと、あの本がないと私が男装女子小説フェアが開催できないんだよ…!(ドラえもんが未来に帰る映画ののび太を意識した口調で)」と騒いだら弟が探すのと整理するのを手伝ってくれた。
ほんといいやつありがとう。
無事にその本は見つかったけど整理途中でやめたから、ただでさえ混沌だった部屋がさらに混沌と化した…足の踏み場がないとはまさにこのこと。
男装フェアは単に私がそういう気分だからそういう本を読もう!という、私による私だけが参加するフェア。いつもフェアとは孤独なものだ…。
なんでそういう気分になったこというと、川原由美子の「ソルジャーボーイ(全4巻)」を読み返したから(新撰組ブームはわりと一瞬で沈静化した。多分また来年くらいにまたくる)。
少女が男装し性別を偽り男の歌手として、母親の夢だった舞台で歌うことを目指してがんばるっていう内容。ハッピーエンドはハッピーエンドなんだけど、安易なハッピーエンドじゃないところが好き。
フェアをするにも本がなければ話にならぬということで、自分が持ってる男装女子ものについて考える。

☞ざ・ちぇんじ! 上下/氷室冴子
☞聖鐘の乙女シリーズ/本宮ことは
☞英国マザーグース物語シリーズ/久賀理世

い、意外となかった…!
冊数的には結構あるんだけども。あと多分思い出せないのとかあると思うし。
で、さっき早速積んでた聖鐘の乙女シリーズの12巻を読んだんだけど、12巻で主人公が男子校をやめたために男装しなくなってしまった!ジーザス!男装女子フェアなのに!あとシリーズ二冊積んでるのに!
別に途中で男装しなくなってもいいけど男装女子フェアに読むのは不適切だな…13、14巻はとりあえず保留にしておこう。
ざ・ちぇんじ!は漫画版がとにかく好きで原作小説も買ったという次第。ずっと積んでたからいい機会だから読もう。
英国マザーグース物語も、シリーズ完結したことだし読まなければ。
そういえば挙げたもの、全部少女小説だ。少女小説って素晴らしい。

私、男装女子は主人公としては好きなんだけど、それ以外で登場すると結構苦手だったりする。
だってやつら…途中で明かして、私のホモに対する期待を、萌えを、打ち砕いていったりするんだよ!?最初から明かしとけ!
PERSONA4の直人とかさ…。
あと多崎礼の「煌夜祭」、作品としてはすごく好きなんだけど、これは主従ホモ…萌えるって思って読んでたのに途中で男装女子と明かされて夢を打ち砕かれたという点、ただそれだけが辛く悲しかった…。私の主従ホモがホモじゃなかったなんて…。この前Twitterでフォロワーさんが「煌夜祭」読んで私と同じ点でがっかりしてて面白かった。やっぱりそう思うよねー。

とりあえず、部屋を片付けなければ。

月の輝く夜に/ざ・ちぇんじ! (コバルト文庫)

月の輝く夜に/ざ・ちぇんじ! (コバルト文庫)

英国マザーグース物語 婚約は事件の幕開け! (英国マザーグース物語シリーズ) (コバルト文庫)

英国マザーグース物語 婚約は事件の幕開け! (英国マザーグース物語シリーズ) (コバルト文庫)

煌夜祭 (中公文庫)

煌夜祭 (中公文庫)