書は捨てず、本屋へ行こう
オールカドカワフェアの新装丁が可愛すぎて三島由紀夫の「不道徳教育講座」と寺山修司の「書を捨てよ、町へ出よう」を買った。
今は不道徳教育講座を読んでいるのだけれど、三島由紀夫ってこんな面白い文章書ける人だったんだなとびっくりした。
ホモでナルシストで自殺したひとというイメージしかなかった…ごめんなさい三島由紀夫。
私、ドラマCDの文豪シリーズという作品が好きなのだけれど(文豪をキャラクター化したCDで天国での文豪達の暮らしという設定)、そういえば三島由紀夫は出てこないなあ、なんでだろ。
文豪シリーズでは芥川龍之介(cv鳥海浩輔)が私の最萌え…とにかく可愛い。
あと太宰治(cv櫻井孝宏)とか夏目漱石(cv藤原啓治)とか泉鏡花(cv石田彰)とか谷崎潤一郎(cv遊佐浩二)とか色々な文豪が登場するので気になる人はぜひ聞いてみて下さい。
文豪ストレイドックスは気になるけど読んだことないなあ。あ、でも弟が持ってたような…今度借りよう。
- アーティスト: ドラマ,鳥海浩輔,藤原啓治,石田彰,遊佐浩二,近藤孝行
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最近、シャーロック・ホームズとか国名シリーズとか作家アリスシリーズとか、ミステリーのイラスト表紙化が進んできててオタクとしては嬉しい。好みじゃないイラスト表紙化は悲劇以外の何物でもないけども。
私が今一番イラスト表紙化、漫画化して欲しいミステリーはドロシー・L・セイヤーズの「誰の死体?」。
貴族探偵のピーター卿と信じられないくらい有能な従僕のバンターの関係性がとにかく萌える。主従!主従!
バンターが戦時中にピーター卿が少佐として率いた部隊の軍曹だったというもたまらなくツボ。
夜、ピーター卿が戦時中のトラウマから発作を起こしたのを寝かしつけたときの「困ったおばかさん だ!」という台詞にはやられた…。
みんなもっと読むべき。
- 作者: ドロシー・L.セイヤーズ,Dorothy L. Sayers,浅羽莢子
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1993/09
- メディア: 文庫
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